【特集】子育てママのお悩み相談座談会

働きながら子育てに奮闘するお母さん3人が、子育ての悩みについておしゃべりするコーナー。今回のテーマは「習い事」です!

K:いま通っている習い事は何ですか?

O:年長から学研幼児教室と空手に、小1からピアノ教室に通っています。空手は礼儀礼節を学んだり、コミュニケーション能力を伸ばしたりする目的から親子で始めましたが、ふざけてばかりで上達もしないので、別のお稽古事に変えた方がいいような気がしています。レゴや粘土遊びが得意だから、関連する習い事はどうかと思うのですが、本人は「空手は辞めたくない」と言うので悩んでしまいます。

M:Oさんから見て、息子さんが辞めたくないのはなぜだと思いますか? もし、空手にはあまり興味がないけど先生やお友達が好きだから辞めたくないという理由だった場合、すぐに辞めるのが難しいなら一度お休みする、距離をとってみるのもいいのかなと。

O:たしかに、いまの先生やお友達が好きというのはありますね。でも、ふざけてはいるけど空手自体も好きみたいです。低学年コースも誘ってみたりするんですけど、親子コースでやりたいみたいで、悩んでしまいます。

K:私は子どもが「辞めたくない」と言うんだったら辞めさせないですよ。習い事としてあまりにも成立していないのは問題かもしれないけど、続けたいという意思があるなら辞めさせないです。

O:娘さんたちは小学生の頃はどんな習い事をしていましたか?

K:上の子は姿勢が悪かったので、姿勢がよくなるようにクラシックバレエ、あと溺れないように水泳を習っていましたが、中学受験のタイミングで辞めました。下の子は年中からピアノを習っていて、続けたいというので現在も続けています。いまでも1日2時間ぐらい練習するんですよ。

M:ピアノは自分からやりたいと言い出したんですか?

K:いえ、私が良かれと思って入れました。

M:私も、長女の時は良かれと思っていろいろと習い事をさせていましたが、どれもあまりやる気を感じなかったんですよね。でも、自分からやりたいと言って始めた英語は熱心に取り組んでいるので、本人のやりたい気持ちが高まるのを待つのも大事なのかなと思って。Kさんの娘さんのように、親から勧められた習い事にはまるケースもあるんだなと思って羨ましくなりました。

O:Kさんの「この子にはこの習い事」という見極めが正解だったんですね。

K:上の子は、小3の時に自分から塾に行きたいと言って中学受験の勉強を始めました。漫画・アニメの「クレヨンしんちゃん」に出てくる風間くんが、学校以外の場所でも勉強しているらしいから、自分もそこへ行ってみたいと言い出したんですよ。親はいろんな習い事があることを知っているけれど、子どもは情報がないから、どんな習い事があるかわからないんですよね。だからいろいろ体験してみたほうがいいのかなと思います。

O:いま思えば、いろんなお稽古事を体験する期間を設けて、いろいろ試してみてから2つ、3つと選ばせてあげた方が良かったのかな。いま流行りのプログラミングなんて、私の子ども時代はなかったですしね。プログラミング教室も、息子に合いそうなので興味があります。

K:スクールIEの「HALLO」というプログラミング教室もありますよ。学童代わりに使っている人もいるみたいです。

M:広告新聞の11/3号に出ていた「tsukurun TAKASAKI」も良さそう。今年の7月にオープンした「TUMO Gunma」に併設されている無料の教育施設で、小学生もデジタルクリエイティブを学べるみたいですよ。

O:そんなところがあるんですか! 知らなかったです。

M:Kさんのおっしゃるようにいろいろ試してみると、息子さんの中の習い事の優先順位が変わってくるかもしれないですね。空手よりも興味のあるものが見つかったら、空手を辞めてそっちをやってみたいと言い出すこともあるかも。

K:下の子は身体能力が高いほうなので、スポーツ系だと思い込んでいたんですよ。でも、意外と文化系だった。だからやってみないと本当にわからないですよね。小さい頃はどうしてもわが子に期待しちゃうけど、期待しないこと、本人の“好き”と“特性”を観察することが大事だなといまは思います。

O:なるほど。とても参考になりました。私の知らないお教室の情報を仕入れられたのも良かったし、まずは子どもに体験させてみようと思えたので良かったです。早速ネットで調べて体験の予約をしてみます。空手も本人の気持ちを尊重して、しばらくは様子をみたいと思います。ありがとうございました!

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