川場村 土田酒造
酒蔵取材日記Vol.6 土田酒造②
誉国光
ほまれこっこう
2022年7月8日
誉国光 720ml 1,580円(税込)
群馬県のお酒を紹介する「We LOVE GUNMA 酒蔵取材日記」。今回は、川場村に酒蔵を構える土田酒蔵の第2回目。土田酒蔵の代表的なお酒「誉国光」(ほまれこっこう)をご紹介します。
「誉国光」は、明治40年の創業当時から利根沼田地域の地酒として地域の方々に親しまれています。銘柄の由来は「我が国が、誉れ高く、光り輝きますように」という創業者の思いから名付けられたそうです。
土田酒蔵では次世代にこの「誉国光」を残し続けるため、時代に合わせた進化を続けています。近年は、天然の乳酸菌を活用した昔ながらの伝統製法「生酛仕込み」(きもとじこみ)を採用。この製法により、米の旨みをと香りが感じられ、複雑で深みのある日本酒が楽しめます。
「誉国光」は食事の味を邪魔しないニュートラルな味わいの日本酒です。後味が残らない柔らかな味わいで、どんな料理にも合せやすく毎日の食事のお供にぴったりです。
昔ながらの製法を取り入れたこだわりの酒造り
群馬県の北部、川場村に酒蔵を構える土田酒造は、戦前に行われた日本酒の品評会にて連続で入賞した蔵のみに与えられる「名誉賞」を受賞した由緒ある酒蔵です。
6代目当主の土田祐士さんに代替わりしてからは、世界に通用する日本酒を目標に掲げ大幅に改革。作り手である「自分たちがやりたい酒造り」を目指し、添加物は加えず、川場村の自然が生み出した良質な水と米、米麹、菌のみのシンプルな材料を使用した昔ながらの製法での酒造りに移行しました。
作り手の努力と執念が生み出した深みのある日本酒の味とこのすばらしい伝統技術を次世代へ継承すべく土田酒造の挑戦は続きます。
糀甘酒、ジャーキー、スキンケア商品など土田酒造オリジナル商品も展開している
直営店外観
基本情報
住所 | 群馬県利根郡川場村川場湯原2691 |
TEL | 0278-52-3670 |
営業時間 | 10:00〜16:00 最終入館15:30 |
定休日 | 年末年始・当面の間木曜日 |
Web | https://tsuchidasake.jp |
※掲載内容は2022年6月29日現在までの情報をもとに作成しています。