川場村 永井酒造

酒蔵取材日記 永井酒造Vol.1

MIZUBASHO PURE

みずばしょう ぴゅあ

2022年5月13日

水芭蕉ピュア滝

MIZUBASHO PURE 720ml/4,950円 (税込)

群馬県のお酒を紹介する「We LOVE GUNMA 酒蔵取材日記」。今回は自然豊かな川場村に酒蔵を構える永井酒造です。ビールやワインのように「日本酒を世界に通用するお酒にしたい」との思いから、開発に5年もの歳月を費やして誕生したスパークリング清酒が「MIZUBASHO PURE」。その努力と執念のから生まれた特別なお酒について、6代目代表の永井則吉さんにお話を伺いました。

「MIZUBASHO PURE」は、スパークリングワインの最高峰であるシャンパン製法を採用しています。ただし日本酒に泡を発生させる技術に、開発当初はとても苦労したそうです。例えば、酵母を入れて瓶内で発酵を促す瓶内二次発酵製法は、ガス圧に耐えられず瓶が割れてしまうトラブルがあり、火入れ殺菌の際には数百本を爆発させてしまう失敗があったとか。
それでも諦めなかった則吉さん。転機となったのはシャンパンの原点であるフランスのシャンパーニュ地方を訪問したこと。製造のノウハウを学び、大きな収穫を得てからは成功の兆しが見えてきたと言います。そして開発から5年の歳月を費やし、2008年に誕生したのが「MIZUBASHO PURE」です。
苦労の結晶が生んだ「MIZUBASHO PURE」は、シャンパンのようなきめ細かな泡と透き通った美しさが特徴です。日本酒らしさもありながらキレが良く、すっきりとした味わいが楽しめます。ぜひ冷やしてシャンパングラスで楽しんでください。乾杯酒として食卓を華やかに彩ってくれます。 

初代蔵元が惚れ込んだ川場村の美しい水

創業135年を迎える永井酒造。その歴史は、初代蔵元・庄治さんが川場村の美しい自然が生んだおいしい水に出会ったことから始まります。庄治さんは水源を守るため森を少しずつ買い足し、美しい水で醸した永井酒造の酒造りが始まりました。
県内では「水芭蕉」、「谷川岳」などの地酒で知られています。日本酒を普段飲まない方でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
近年は、発泡清酒、熟成酒、デザート酒など様々な商品を展開し、川場村の自然美を表現する酒造りで世界へ向けて挑戦を続けています。前述した「MIZUBASHO PURE」は2020年度の「Kura Master」スパークリング部門で最高位での入賞を果たしました。また、ヨーロッパの三ツ星レストランをはじめ、世界各国のレストランに採用されるなど海外でも高く評価されています。
「物づくりは進化が必要」と話す6代目代表の永井則吉さん。毎年、これまでを越えるお酒を目指しバージョンアップを続けているという永井酒造は、伝統を守りなが、常に革新を続けています。 
今後も初代が惚れ込んだ川場村の美しい自然を守り続け、日本酒を通じて川場村を世界へ発信していきたいと語ってくれました。
多くの失敗を重ねても決して諦めなかった根気と努力があったからこそ世界に認められるお酒が誕生したのではないでしょうか。 今後も進化を続ける永井酒造に注目です。

永井酒造古新館外観2
永井酒造直売所「古新館」外観

永井酒造内観
旧酒蔵を改装して作られた直売所

基本情報

住所 群馬県利根郡川場村門前713
TEL 0278-52-2311
営業時間 9:00~17:00
定休日 火曜日
Web http://www.nagai-sake.co.jp
 

※掲載内容は2022年4月27日現在までの情報をもとに作成しています。