ものを大切にする気持ちから生まれた刺し子
刺し子の庵
さしこのいおり
2016年06月09日

*きんちゃく 5,000円、テッシュケース 1,000円、ブローチ 2,000円、ピンクッション 1,000円、コースター 700円、ちりめん細工 九が猿(苦しみが去る) 1,000円
保温と補強などのために布に木綿糸を刺したのが始まりとされている刺し子。昔は衣服などが傷んでも、あて布などの修理をして永く愛用した。また、寒さ厳しい地方では古い布を何枚も重ね縫い合わせることにより温かく丈夫な防寒具として利用した。昔の知恵とものを大切に思う気持ちからはじまり、ものが少ない時代でも前向きに生きてきた日本人の心が感じられる。
作者の薗辺さんは刺し子歴30年以上、師範の資格を持つ。作品は国産の藍染めの布にやさしい色の木綿糸を刺してあるものが多い。模様は青海波(せいかいは)や籠目、千鳥、麻の葉などの伝統的な図案のほか、野の花や草、シャボン玉などのオリジナルなものも。
ほかにも、古布を利用した、ちりめん細工やつるし雛などの作品も手掛け、教室も開いている。
基本情報
住所 | 群馬県高崎市寺尾町2346-7 ※訪問は事前にご連絡ください |
TEL | 027-329-6295 |
電話受付時間 | 10:00~17:00 ※教室は応相談 |
定休日 | 不定休 |
※掲載価格は税込です。
※掲載内容は2016年6月1日現在の情報をもとに作成しています。