竹工芸・漆塗り

青木工芸

あおきこうげい

2019年12月19日

青木工芸02

寒さに耐えて育った上野村の竹で作る、丈夫で使いやすい竹細工

青木工芸青木さん
*青木岳男さん

上野村出身で、父親が農作業用の籠などを作る竹工芸職人だったという青木さん。子どもの頃は、仕事をする父親の横で竹を手に取り遊んでいた。小学3年生の時に竹を割る鉈をもらい、自分で籠などを作り始め、中学生になる頃には大人の職人がする仕事を一通りできるようになっていた。親子二代で竹工芸職人として働いていたが、使用する道具を作る鍛冶職人が減っているという事を知り、自分で道具を作れるようになりたいと、鍛冶職人のもとで修行し、その技術を学んだ。現在使用している道具も自身で製作したものが多く、工房の炉では、竹を炙るほか、刃物の製作やメンテナンスも行っている。10年ほど鍛冶職人として働き、その後は木工関係の仕事に就いて漆塗りの技術も学び、現在の竹工芸作家としての活動に役立てている。

そばざるや籠などの実用品のほか、工芸美術としての作品も製作している青木さん。「お客様に納得して使って頂けるよう、耐久性に優れ、使い勝手の良いものを作るため、材料選びや編み方などにこだわって製作しています。」と語ってくれた。材料となる竹は、上野村産のものにこだわって使っている。冬は札幌と同じくらい気温が低くなる上野村は、竹の成長が遅いため、固くて丈夫な竹ができる。青木さんは自ら竹刈りに出掛け、刈った竹を炙って油を抜き、乾燥させて、倉庫で2年ほど寝かせたものを作品作りに使用している。固い竹を編むのは苦労するが、一度かたちにすると驚くほど長持ちするという。編み方も、私たちがよく目にするものとは違い、底の部分が菊の花のような仕上がりのものなど、青木さんオリジナルの編み方がある。漆塗りを施した作品は、落ち着きのある色合いと、独特のツヤが美しい。オーダーメイドの依頼も可能。作品は、クラフトイベントや作品展で購入できる。詳しくはお問合せを。

青木工芸01
*そばざる 3,000円〜

青木工芸03

青木工芸04

青木工芸05

青木工芸06

青木工芸07

青木工芸08

イベント

上野村クラフトフェア 食と工芸展
【会場】 伊勢崎市西小保方町368 SMARK伊勢崎 1階イベントスペース はるなプラザ
【開催日時】 12月20日(金)〜22日(日) 10:00〜19:00

 

基本情報

住所 群馬県多野郡上野村楢原1258
定休日 不定休
TEL 0274-59-2743/080-8853-5795
 

作品取扱店

上野村クラフトマンショップこかげ
〈住所〉 多野郡上野村楢原316-1
〈営業時間〉 11月〜3月 9:00〜16:00(火曜定休)/4月〜10月 9:00〜17:00(無休)
〈TEL〉 0274-59-2330
〈Web〉 http://user.uenomura.ne.jp/ueno2330/index.html

 

※掲載内容は2019年12月11日現在までの情報をもとに作成しています。